<細>
「僕のこと、知っているんですか?」
<主人公>
「え?」
<細>
「いえ、何でもないです。画鋲ありがとうございます。気をつけて帰ってくださいね」
(主人公が帰る)
<細>
(主人公の姿が見えなくなると、その場にへたりこむ)
<細>
「どうしよう…僕の名前、読んで貰えた…」
「(こんなことって本当にあるんだ)」
「(信じられないくらいドキドキしてる)」
「(また話しかけてくれるかな…僕のほうから話しかけてもいいのかな!?)」
「(駄目だ、顔が熱くて何も考えられない…)」