（スニーカー研究会で買い物行くこととなり、朝市先生に車を出してもらった。）

 

＜主人公＞

「ありがとうございます、いきなりカレーをしたいと言ったのに。」

​

＜朝市先生＞

「いいよ。俺も食べたかったしね。辛い？甘い？」

​

＜主人公＞

「えーっと、辛口です」

​

＜朝市先生＞

「そう辛口ね」

​

＜主人公＞

「（朝市先生は朝市先生で何か買ったらしい……？揚げ物や刺身の惣菜が入っている。デザートのプリンまである！）」

​

＜朝市先生＞

「俺も一緒に夕飯にしようと思って」

​

＜主人公＞

「なるほど……？」

（スニーカー研究会の部室でこれまた朝市先生が持ち込んだコタツの中央にガスコンロを置く。

家庭科室で真昼くんと作ったカレーを持ち込むと朝市先生は漫画を読んでいた。デザートかと思ったプリンは先に食べてしまったらしい。隣には昨日の授業でやったテストが採点されて置いてある。一応少し前までは仕事をしていたようだ。）

​

＜朝市先生＞

「待ちくたびれたよ、早く食べよう♪」

​

＜主人公＞

「（なんて自由な人なんだ……）」

​

＜朝市先生＞

「その顔はなにか言いたいことがあるのかな。俺のエビフライが欲しいとか？ほらどうぞ……、、、あげないけどね」

​

＜主人公＞

「（……むっ！）」

​

＜朝市先生＞

「あ。今、主人公、ちょっと怒った？」

​